2020-03-06 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
あるいは、渡良瀬川の上流の草木ダムなどもそういう役割を果たしました。ですから、そういう意味では、やはり流域全体としてどういう洪水対策をつくるかということが大事であると思っておりますが、大臣、このように、南摩ダムが思川、特に上流の洪水調節はできないということをおわかりいただけたでしょうか。 〔工藤委員長代理退席、委員長着席〕
あるいは、渡良瀬川の上流の草木ダムなどもそういう役割を果たしました。ですから、そういう意味では、やはり流域全体としてどういう洪水対策をつくるかということが大事であると思っておりますが、大臣、このように、南摩ダムが思川、特に上流の洪水調節はできないということをおわかりいただけたでしょうか。 〔工藤委員長代理退席、委員長着席〕
そのために会議も立ち上がったわけですから、ぜひそこの調整を積極的に進めていただきたいということと、仮に利水者との調整が調っていない状況で今回のような台風が来たときには、そのような状況でも事前放流をやっていいのだ、あるいは、もともと決めていた下限よりも更に深掘って、草木ダムのような事前放流をしてもいいのだというふうにしないと、人の命にかかわる話です、しかも、お金を補填する制度もあります。
この中で、事前放流を最も大胆な形で行ったであろうダムとして、草木ダムというのがございます。一枚目がその概要なんですが。 この草木ダムは、その左下の図を見ていただきますと、低下前水位というのが四百四十三・九メーター、これは標高ですけれども、これを予備放流で四百四十・六メーターまで下げたんですが、その後、事前放流で四百二十六・四メーターまで下げております。
草木ダムにつきましてはさまざまな、結果としてはよかったと思っておりますが、条件がやっぱりありまして、この事前放流につきましては、利水者との協議というのが今前提になっているわけで、利水者の御理解をいただいたということが一つ。もう一つ、最新の降雨予測が正確だった、間違いない降雨予測が来たことによって、利水者の御理解もいただいた。
このうち、利根川水系渡良瀬川の草木ダムでは、予備放流で約三メーター、事前放流で約十四メーターを事前に貯水位を低下させました。草木ダムでは、異常洪水時防災操作に移行する可能性について十二日二十時に記者発表をしたところでございますが、その後回避をしており、この貯水位の低下がなければ異常洪水時防災操作に移行していたと推測されるところでございます。
また、違うんですけれども、草木ダムというところには、桃の花を地域の方々がダムの管理事務所の方々と一緒になって植えている。こういうふうな地方創生であるとか観光に利することについてどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。
ですから、この図を見ますと、例えば、思川水系、渡良瀬水系では群馬県の草木ダム、桐生川ダム、足利の松田川ダム、この三つの開発した水が相当余っています。それから、こっちは調べていませんが、群馬県の奈良俣、四万川、それから道平川、この三つのダムもきっと余っているはずです。
草木ダムの水もそうかもしれない。 だから、ここを調整するのが、全体が、利根・荒川フルプラン、計画をつくって管理している国土交通省にその役割があるんじゃないですか。せっかく思川開発事業で南摩ダムをつくったわ、しかし、開発した水は、あれ、使うところがなかったわ。
藤原ダムであるとか草木ダムであるとか、そういうダムはあるんですけれども、多分、これはまだ千五百ぐらいだと思うんです。ということは、まだ四千ぐらい残っている。 八ツ場ダムというのは、治水、利水に非常にたけておりまして、そういう意味においては、千立米ぐらいの規模を持ったダムなんです。
私もこの絵を見るたびに何か心に感ずるものがあるわけでございますが、この先生は、今ふるさとの群馬県勢多郡の東村、草木ダムのほとりに村立で富弘美術館というのが建設されて、この作品が常設されておるということでありますから、私もぜひ一度足を伸ばしたい、そしてお目にかかりたいとも思っておるわけでございます。 この間その先生が、その若き日にそういうおけがをなさったときの闘病生活を書いておる本がございました。
今群馬県には矢木沢ダム、相俣ダム、藤原ダム、草木ダム、下久保ダム、薗原ダムの六つのダムがあって、東京など近県への水需要に大きく貢献をいたしております。この貯水量が底をつくような状況が続きますと、利根川流域は未曾有の渇水による深刻な水不足になってしまいます。 そこで、建設省が着目したのは八ツ場ダムの建設でありました。
鉱山跡の観光化の問題もようやく人を呼び始めておりますし、水をたたえるようになった草木ダム、いわゆる草木湖も風光の明媚さと相まって人の足を引くようになってまいりました。
水資源開発公団によりますと、この回答は草木ダムを建設するに当たりまして足尾線をつけかえるということの趣旨でございまして、足尾線そのものの存廃にかかわる話ではないというふうに伺っております。 国鉄といたしましては、その後昭和五十五年十二月に施行されましたいわゆる再建法に基づきまして、足尾線を含めて特定地方線対策を進めているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○参考人(大嶋孝君) 草木ダムの建設に伴いまして、足尾線の一部が水没をするということになりました。そこで当時、つけかえ路線の設置等につきまして、当公団と国鉄との間でいろいろ検討がされていたものでございます。その間におきまして、東村の村長さんほかから公団に対しまして、足尾線の存続等について運輸省等国鉄関係当局の確約を取りつけてほしいというような要求がございました。
○目黒今朝次郎君 そうすると、現地の住民は、もう足尾線は、我々が草木ダムに協力したのであるから国鉄なり水資源公団、いわゆる公の国だ、国側としては足尾線を廃止しないと、そういうふうに受け取っているんですが、間違いありませんか。
それからもう一つは草木ダムですが、ここではもう、委員長も行かれましたが、この草木ダム建設の際に二百三十世帯が水没をした。しかし、このダムは東京都民の水がめであるということで、山におる方々としては東京都民の水を守るために協力しようということで、このダム建設に協力した。このトンネルは三十五億円をかけて立派なトンネルでした。
運輸省当局はもうとっくに承知をしている話だと思いますけれども、草木ダムの関係で四十八年六月に延長五千二百四十二メートルというトンネルまで掘っているのですね。大変な投資をしているはずですよ。
最近では草木ダムの問題にしても、あるいは徳山ダムにしましても、一庫の問題にしましても、補償で相当時間がかかっているようでありますけれども、それにしてもこんなに八ツ湯ダムほど長くかかっちゃいないということもあると思いますので、ひとつそこら辺をできるだけ詳しく、最初からの、いままでの歴史といいますか、そういうものについてお答えをいただけたらありがたいと思うのです。
そういった原因は一体どこにあるのかといいますと、結局いままで水特法がない時代に、ダムをつくるときには、用地買収のときには建設省の方や水資源公団の方が現地へ行って、いや、こういうこともしますと、たとえば草木ダムというのがありますが、あそこに足尾線という鉄道が通っている、この駅の問題についてはこうしますとか、あるいは地域の産業についてはどうするとかという公約を盛んにされたのですね。
いまあの地域では、草木ダムの完成による観光開発、足尾の観光等が地について、これから入り込む人員が増加をするやさきであります。自然の美しい足尾沿線が観光地として見直されるのが目に見えておるわけであります。そういう意味で、ぜひ廃止という暴挙は見送っていただきたいと思っておるわけであります。むしろ観光地とタイアップをして、足尾線にいま人気のあるSLでも導入したらどうなのかというふうに思っています。
その後、別な水系ではありますが、草木ダムもできた。まあ大体アメリカのTVA、これをまねしたんだろうと思うのですけれども、総合開発だというようなふれ込みで、いま申し上げたようなダムを各地につくりました。アメリカのTVAの場合は、私も本で読んだことしかございませんけれども、少なくとも工場地帯に対する利水のためにこれをつくったのではないと思いますね。
また、工事の施行が適切でなかったため不経済となった事例としては、水資源開発公団の草木ダム建設工事のうち、工事費七千六百万円で実施したのり面保護工事があります。
利根河口ぜき草木ダムはすでに完成しております。房総導水路六〇%、思川開発六・二、霞ケ浦開発二二・三、奈良俣ダム一・一、川治ダム四八・五、北千葉導水一四・五等でございます。それから補助ダムが桐生川ダム初め六ダムございますが、合計いたしまして一六・九でございます。
○国務大臣(田澤吉郎君) たくさんの項目に分かれておりますけれども、第一番目に利根川河口ぜき建設事業、第二番目は草木ダム建設事業、北総東部用水事業……
そこで、いま局長からお話のありました利根川と荒川水系におけるところの基本計画によりますと、いまのところ、これが完成をいたしましたのは河口せきと草木ダムでありまして、その他はまだ実は、いま計画中であるか、あるいは事業遂行中であるという状態なのでありますが、さっき恐らく私どもの同僚の山口君から八ツ場についてはお話があった思いますから、私は実は避けたいと思うのですけれども、このいまお示しになりました計画で
四十七年の十月に、今度は草木ダムの峠の坂のところでやはりまたとめて、そしてちょっとおりた。小石をはさんでそれをとめようとしたところが、やはり今度は前の方にずるずるっと三十メートルころがり落ちて、そうして大きい石にぶつかって非常に大きな故障が起きた。こういうふうな事件が起きております。
○大塩説明員 今回の足尾の水力発電所の建設に関しましては、私ども、上部に設置されます調整ダムによります水質汚濁という点につきまして審議いたしたわけでございまして、その下流の草木ダムにつきましては、その間になおダムの計画等がございますので、その下流部の諸計画につきましては現在審議会におきまして保留になってございます。
渡良瀬川の上流にいま草木ダムを水資源公団の手によってつくっていることは御存じのとおりであります。この草木ダムの建設によって渡良瀬川の鉱毒公害は、銅被害といいますか、長い間被害を与えてきたわけでありますが、この点はどうなりますか。